【住み心地を高めるライティング Vol.4 ―間接照明―】

こんにちは！　柏倉建設の広報チームです。

住まいのライティングについて4回にわけてお届けしています。一旦、締めくくりとなる今回は間接照明についてです。

間接照明とは、文字通り光が直接目に入らないよう間接的に照らす照明のことで、天井や床、壁などに光を当てて明るさを生み出します。

こうすることによって光に包まれるような、ふんわりとした雰囲気を演出できるほか、壁や床などの素材感を引き立たせることもできます。おしゃれなカフェや雰囲気のある温泉宿、高級感漂うデパートなど、あらゆる場所で用いられていますよね。

上手に間接照明を活用するコツはいろいろありますが、ここでは3つご紹介いたします。

①部屋の奥の角に設置する

部屋の一番奥の隅に設置することで、視線を奥に誘導し部屋を広くみせることができます。

※画像はイメージ

②観葉植物や家具などお気に入りのものを照らす

お気に入りのものをピンポイントで間接的に照らすことでその存在が引き立ち、お部屋にメリハリがでておしゃれに演出できます。

③置く場所によって照明を変える

・部屋の奥であれば背の高いスタンドタイプの照明

・ゆったり過ごす部屋には床に置くタイプ

・開放感を演出するには天井を照らす

というように間接照明にはいくつかセオリーがあります。それにならうことで、空間がより引き立ちます。

また、間接照明を上手に使いこなすのに欠かせないのがコンセントですよね。通常はお部屋の対角線上2箇所に設けますが、ほかに必要そうな場所がないか、設計の段階からイメージをふくらませておくことも重要です。

さらに間接照明は室内だけでなく、玄関や中庭のシンボルツリーを照らすのにもおすすめです。この際、延長コードを使っては雰囲気が台無しになってしまいますので、やはり適切な位置にコンセントを設けておくことが大切です。