【住まいの実例集 Vol.9 -リビングイン階段編-】
こんにちは! 柏倉建設の広報チームです。
みなさんは「リビングイン階段」というものをご存じでしょうか。リビングイン階段とは、その名の通りリビングに階段を設けることで、上下階に移動するときには必ずリビングを通ることになります。
この階段を取り入れる大きなメリットは、家族のコミュニケーションポイントが増えるということです。たとえばお子さんが思春期という難しい時期に差しかかった場合でも、自分の部屋から表に出るには必ずリビングを通らなくてはならないため、会話をするきっかけが生まれます。
デメリットは空調の効率が悪くなる可能性があるほか、リビングの音やニオイが伝わりやすいこと。
空調効率に関しては、断熱性と気密性の高い工法を取り入れることでほぼ回避することが可能です。私たち柏倉建設では「スーパーウォール工法」という工法を採用していて、リビング階段や吹き抜けのように空間の仕切りが少ない場合でも空調効率の高い快適な住まいをつくることが可能です。
また音やニオイに関しては、階段とリビングの間に引戸を設けることで和らげることができます。
2つ目の事例はこのようなカタチ。上下階に移動する際は必ずリビングを通るため、自然とコミュニケーションが生まれます。
こちらのお宅では、スケルトン階段を採用されました。アイアンと木目調の階段は、存在感がありますよね。
こちらもスケルトンタイプのリビングイン階段の事例です。階段下はデッドスペースが生まれやすいですが、このような設計にすれば空間を有効に活用することができます。
家族のコミュニケーション機会を増やしたいという場合は、リビングイン階段をご検討されてはいかがでしょう。