【おうちの大部分を占める「壁」にこだわろう(後編)】
こんにちは! 柏倉建設の広報チームです。
前回に続き、おうちの大部分を占める壁についてみていきたいと思います。今回は「張る」のではなく「塗る」タイプの、「塗り壁」についてです。
自然素材の塗り壁は身体にやさしいだけでなく、独特の風合いや模様が楽しめるのも魅力。世界に2つとないオリジナルの壁になりますが、その反面、費用が高かったり、劣化が早いという弱点もあります。
また、職人さんが手作業で仕上げていく手法にはいくつか種類がありますが、ここでは4つご紹介いたします。
<塗り壁の仕上げ法 4選>
○「コテ波」=コテを使って波のような文様を描く
○「扇」=コテで半円を描き、扇のように仕上げる
○「ハケ引き」=ハケを使って模様をつける
○「クシ引き」=櫛(クシ)を使ったような、横線模様が特徴
※画像はコテ波のイメージ
実は柏倉建設のショールームの一部もクシ引きで仕上げていて、お客様から「いいですね」と言われることが多いんです。
次に、素材にもいくつか種類がありますので、お伝えいたします。
<塗り壁の素材の種類>
○「土」=土の配合によって色合いが変化するほか、ざらっとさせたり、つるっとさせたりもできる。
○「砂」=土よりも粒子が粗く、ざらざらとした手ざわりに。貝殻や金属、ガラスの粉などを混ぜることで色合いを変化させられる。
○「漆喰」=消石灰にノリや麻などを加えてできたもの。つるつるとしているほか、耐久性が高いのも特徴。
壁を選ぶ際には大定番のビニールクロス一択とされる前に、まずはいろいろ調べてみることをおすすめいたします。それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで改めてセレクトされると、納得のいくおうちに近づくはずです。