【暖かさと耐久性を両立するハイブリッドサッシ】

こんにちは！　柏倉建設の広報チームです。

前回は「ヒートショック」の対策方法として、気密性と断熱性について簡単にお伝えしました。今回は別の対策方法として「ハイブリッドサッシ」をご紹介いたします。

住まいのなかで最も熱の出入りが多い場所は、「窓」であることをご存じでしょうか。冬場は、実に熱の58％が窓から失われていくといわれています。窓の性能を高めることは、室温を高めることにつながり、ひいてはヒートショックの予防にもつながるのです。

出典：参考:(一社)日本建材・住宅設備産業協会省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」

熱を窓から失いにくくするには、複層ガラスにするなど、ガラスそのものに工夫を施した製品を選ぶだけでなく、高性能なフレームを選択するのもポイントです。たとえばLIXILさんから発売されている「サーモスFG-L」という商品は、アルミに比べて熱伝導率（熱の伝わりやすさ）が約1/1000の樹脂フレームを採用。熱の出入りをかなり抑えてくれます。

樹脂はアルミに比べて耐久性が低いという弱点がありますが、この製品が優れているのは、樹脂とアルミの両方を使い分けているところ。それによって耐久性を確保しながらも、温度を逃げにくくしてれくれているのです。

※画像はLIXILのホームページより引用