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【和室の用語紹介 小上がり】
こんにちは! 柏倉建設の広報チームです。
最近の住宅は和室が少なくなりましたよね。ですが、ゴロッと横になったり、畳の香りをかいだりすると、気分が落ち着いて「やっぱり和の空間はいいなぁ」と感じるものです。
そこで数回にわたって、和室に関する用語などをご紹介いたします。今回、取り上げるのは「小上がり」です。
小上がりとは、襖や扉のない空間で床から少し高くなった場所のことを指します。「このくらいの高さがあれば小上がり」といった厳密な規定はありませんが、だいたい20cm〜30cmが一般的です。
小上がりにするメリットの1つは、空間に変化が生まれるということです。平坦ではなく少し変化を持たせることで、雰囲気がよくなります。
小上がりを完全に独立してつくるというよりも、LDKに続く場所としてつくるケースが最近は多く、普段は洗濯物をしまったり子どもを寝かせたりするスペースとして使いながら、急な来客があったときには休憩場所として使う、なんてこともできます。
いつ来るともわからないお客さんのために和室をつくるのはもったいないですが、普段から使いながら、突然の来客に対応できるのも小上がりの魅力の一つです。
ぜひ今後の家づくりの参考にしていただければ幸いです。